2020/09/08
「人生のターニングポイントは何ですか」
その答えは大学生で「コーチ」を選んだこと。
何年経っても自分は必ずそう言いきると思います。
自分はめっちゃラグビーが好きですが、めっちゃ下手です。
現役の時は本当にダメな選手でした。
今となっては、それをネタにしてくるのは同期くらいです。
是非やめていただきたいです!
ラグビーと出会ったのは小学生の時でした。
博多のチームに通っていて、ラグビーが好きというよりは友達やコーチと昼ご飯を食べたり、練習終わって喋ったりするのが好きで通っていました。
ついでに、当時からえげつなくラグビーは下手でした。
高校は普通の高校(よく、東や筑紫と当たってぼろ負け)だったので下手くそでしたが、試合にも出れたし主将もさせてもらえました。
しかし、最終学年で膝を怪我し、ラグビーへの未練を振り切れずに、大学も続けることに決めました。
強い大学に入りたいと思って立命館に来ましたが、ちょっと強すぎました。
プレーはもちろんのことながら、ウエイトの数値も全然ダメでした。
何度も赤井さんに練習不参加にさせられました(with乾さん)
試合に出れずに、ノンメンバーフィットをよくやりました(withこーへー/しんぺー)
決して不真面目だったつもりはないし、腐っていたわけでもなかったです。
同期や先輩もかまってくれて、しんどいけど苦ではない日々でした。
なんとなく、このまま4回生になって就活していい会社にいくと勝手に思っていました。
考えが変わったのは聖人さんの代の4回生の最後の試合が終わった次の日でした。
4回生1人1人が部員の前で話しをするのを聞いていて思いました。
2年後、ぼくはみんなに何を話すのだろうか。
何者にもなれず、何も残せない。
それが急に怖く感じました。
何かを変えないとダメだと思ったのが12月。
そして1月にはコーチになることを決めました。
今の知識では全くコーチングができないと思いすぐにNZへ留学させていただきました。
NZでの毎日は本当に刺激があって色々なことを学べました。
題名の『Make a choice』もNZで克さんに教わりました。
NZは1人1人の「選択」を大切にする国で、自分の道は自分で決めるのが当たり前なのです。勿論「選択=自己責任」です。
それまで「なんとなく」大学生活を送っていた自分とは真逆の考え方でした。
NZ帰国後、コーチを仕事にしたいと思いました。
図々しいですが、「学生コーチ」を超えて「コーチ」になることを目標にしました。
コーチ1年目はC以下を任していただき、選手の頑張りでいい成績を残せました。
今年は1stチームを勝たせるために奮闘しています。
コーチになってからは「選択」の連続です。
時々、悪い「選択」をしてしまい、失敗もありますがそれも勉強になっています。
この部活には様々な人がいます。
プロを目指す選手もいるし、弱小校から来た選手もいます。
大切なのは「選択」から逃げないこと。「なんとなく」ではなく意思を持って行動すること。
チームにとって、自分にとってベストな「選択」を続けていきたいです。
自分は周りの人に恵まれています。
大人は勿論、学生スタッフのお陰でチームは回っています。感謝しています。
卒業した先輩方や出会ったコーチの方々は助言をしてくれます。
他のチームに入って勉強する機会もいただいています。
本当にありがとうございます。
四回生で立てた目標「関西優勝」はどういう形で実現するかはわかりません。
けれど、立命館でラグビー部に入りコーチになった「選択」が正しかったことを信じています。仲間たちと目標を実現するために命を削ろうと思います。
拙い文章でしたが最後まで読んでくれた方ありがとうございました。
これから自分の同期がどんなことを書くか楽しみです。
多分、すごい感動的で面白い文章を書くと思うので期待して下さい!