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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

勇退スタッフのお知らせ

2023/06/17

日頃より、立命館大学体育会ラグビー部に温かいご声援を頂きまして、誠にありがとうございます。

この度、2023年5月31日付で立命館大学体育会ラグビー部を勇退するスタッフをお知らせ致します。

 

橘勇氣 S&Cコーチ

 

橘コーチには、2019年シーズンより、指導を頂きました。

練習中も試合中も、熱い声かけで選手を鼓舞し、チームを盛り上げてくれました。

チームを代表し、以下の三名のコメントをもらいました。

 

服部峻(4回生・NO8)

 

橘さん
3年間本当にお世話になりました。今こうして大学でラグビーが出来ているのは橘さんのお陰です。入学前に駿太とトレーニングした時が出会いであれから3年が経つと思うと本当に時間が経つのが早いなと思います。グラウンドやウエイト場で選手達のコンディションを考えながらメニューを組んでくださりありがとうございまた。もう橘さんとトレーニングやRits Timeが聞けないのは悲しいです。グラウンド外では焚き火したりお酒を飲んだり、語り合ったのも最高の思い出でした。
橘さんに恩返しできる様に駿太中心に自分達の目標である国立に向かって頑張っていきます。
これからも試合見に来てエナジーコールください。いつでも待ってます。また新たなステージに行くと思いますが立命館大学ラグビー部一同応援しています。
3年間ありがとうございました。

 

野々村公章(3回生・FL)

 

橘さんには初めて挨拶した時にあだ名をつけてもらいました。あだ名で鼓舞されながらトレーニングをするうちに、本名よりもあだ名がチームに広まっていきました。当初は恥ずかしかったですが、振り返ってみるとチームに溶け込むきっかけを作っていただいたようにも思います。
また、自分は入部以前から抱えていた怪我を繰り返してしまい、1回生と2回生の2年間、プレーすることができませんでした。その期間たくさんの方に支えていただきましたが、橘さんには怪我をしないための身体作りにマンツーマンで付き合っていただきました。様々なメニューを考えていただき、復帰に向けて一緒にトレーニングをしていただけたことで乗り越えることができました。長いリハビリ期間で先が見えない中、復帰した時にこの期間が少しでもプラスになるようにと、頑張り方を示していただけたことが今につながっていると感じてます。復帰して以来怪我なく、ラグビーができているのは橘さんのおかげだと思っています。
常に情熱を持ってチームや選手1人1人に向き合う姿から多くのことを学びました。その姿に引っ張られながらトレーニングを重ねられたのは自分にとって大切な時間でした。橘さんが勇退されるのは寂しいですが、教わったことを今後の自分自身の成長に活かして、チームの結果に貢献することが恩返しになると思って頑張ります。2年間という短い期間でしたが濃い時間を過ごさせていただいたと思います。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

岩田駿亮(4回生・S&C)

 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
橘さんが常に大事にしていたこの考え方は僕自身のS&Cとしての考え方に大きく影響を受けました。

一回生で入部した当初、先輩方からまずWarm-upからやっていけたらいいよと言われたので、S&Cに関して右も左もわからない僕は橘さんに「Warm-upってどうやってやればいいんですか?」と聞きました。
すると返ってきた答えは「まず俺とか先輩方がやってる姿をよく見てみ?それで自分なりにやってなさい」でした。
当時この返事をされた僕の頭の中は「???」で一杯でした。
とりあえず橘さんや先輩方がやっている種目・言い方を必死にメモに書いて、そのメモをこっそり見ては、あたふたしながら完コピでやったのを覚えています笑。
練習後フィードバックを貰いに行った際にもかけられた言葉は、「良かったよ、自分的に手応えはどうだった?」でした。
そして自身の反省を述べたら「うん、次はそこをもっと意識してやってみ」でした。
自分的にはもっと橘さんの意見とかズバズバ言って欲しいのにと、強く思ったのを覚えています。

また他のS&Cのことについて質問した際も、いつも最後に返ってくる答えは「駿亮はどう思う?駿亮なりの考え方でやってみ!」でした。
最初は橘さんの考え方を聞きたいのに、全然教えてくれないじゃん。といつも思っていました笑。
でも段々とまずは自分で調べる、疑う、そして自身に必要なことを見つける。
このプロセスを経ることの重要性を理解し、上回生になるにつれその言葉の”本当の意味”がよくわかってきました。

回生を重ね、自分自身の知識・経験の幅も広がってきて、「もっとこういうことやったら良いと思うんですけど、どうですか?」と聞いた時も、一度も否定せず「まず駿亮なりにやってみたら?」といつも背中を押してくれました。

“いくらあれこれと考えていても、やってみなきゃわからないことはある”この時これをを強く感じました。
今はこの橘さんから得た学びを活かし、後輩達をサポートしています。

冒頭に述べた、山本五十六の名言でもあるこの言葉には続きがあります。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
橘さんが誰よりも他者を尊重し、信頼してくれたおかげで今の僕たち学生S&Cがあると思います。
本当にありがとうございました。

まずはこのラスト1年、橘さんとこれまでやってきた経験を活かして、チーム全員で目標である国立を達成してみせます。
そしてまたみんなでお酒でも飲んで語り合いましょう。

そしてまたいつかの将来、自分が今より成長した姿で橘さんと同じ現場に立って、お仕事できる日が来ることを楽しみにしています。
3年間本当にありがとうございました。

 

以上が三名のコメントとなります。

 

 

最後にチームを代表して、主将の森より、花束をお渡ししました。

 

橘さん、本当にありがとうございました!

 

 

立命館大学体育会ラグビー部