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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

「ラストイヤーにかける想い」石橋隼

2025/10/29

自分がラグビーを始めたきっかけは、中学のときにラグビー部の友達から勧誘を受けたことです。そのときは軽い気持ちで入部したので、まさか大学まで続けるとは思っていませんでした。
高校3年生になり進路を本格的に考え始めた頃、親からは「国公立に進学しなさい」と言われていました。
しかし、国体の選手に選ばれたことで「全国で自分がどこまで通用するのか試してみたい」という気持ちが強くなりました。
学力的に国公立は難しく、どうしても関西リーグの大学(私立)でラグビーを続けたいという想いを親に必死で伝え、最終的に了承してもらい立命館でラグビーをさせてもらうことになりました。


この4年間は、本当に充実した日々だったと思います。
辛いことや苦しいこと、数え切れないほどの壁にぶつかっては、それを乗り越えてきました。
その積み重ねが、今の自分を大きく成長させてくれたと思います。

松本さんに「バシくんはFWの方が合っている」と勧められて転向したこと、
練習後のフィジカルトレーニングで岩田駿亮さん(2023年度卒 S&C)に付き合ってもらったこと、
そして他にも多くの方々に支えていただいたこと。

今振り返ると、Aチームで試合に出るという目標は、自分一人の力では絶対に達成できなかったと心から感じます。
関わってくださった先輩方、コーチの方々、同期、そして支えてくれた後輩たちに、本当に感謝しています。

そして何より、父と母へ。
四人兄弟の中で私立大学に進学するという選択は、きっと大きな負担をかけたと思います。
それでも4年間ずっと応援し、支えてくれたことに心から感謝しています。
本当にありがとう。


最高学年となったこの一年は、「4回生としての責任」を強く意識して過ごしてきました。
新しく始まったブラザー制度では、兄として後輩に何を残せるかを考えてきました。
1〜3回生の頃は、自分のためにラグビーをしてきた部分が大きかったですが、
今は「誰かのために、自分に何ができるか」を考えて行動できるようになったと感じています。
今シーズンは4連敗という苦しい状況が続き、正直メンタル的にも厳しい時期です。
それでも、4回生として最後まで全力でチームに貢献し、
「このチームで良かった」「この同期で良かった」と心から思える終わり方にしたいと思います。

 

石橋隼

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