チームロゴ

RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

「ラストイヤーにかける想い」石野慎之助

2025/10/29

怪我しかしてない大学人生

はじめに多くの人が私を認知していないと思いますので、私が大学でした怪我を時系列でご紹介したいと思います。

大学1回生 7月 左肩関節亜脱臼手術
大学2回生 11月 左ハム肉離れ(1回目)
大学2回生 3月 左ハム肉離れ(2回目)
大学3回生 11月 左腹斜筋肉離れ
大学3回生 3月 左足首捻挫
大学4回生 5月 左ハム肉離れ(3回目)
大学4回生 8月 左足脛腓関節脱臼、左足首捻挫

長期的に休んだものだけを記載しておりますが、おそらく細かいのも見ればたくさん怪我をしたと思います。それもあって、選手期間よりも怪我人期間の方が圧倒的に長くなってしまいました。

選手として入ったのに何も出来ずにここまできてしまった自分に、自分でも愛想がつきます。

何のために大学までラグビーを続けているのか、もう無理なんじゃないか、何回も何十回も思いました。トレーナーの松本さんや学生トレーナー、監督、コーチ、ラグビー部の同期、後輩、そしてここまで支えてくれた家族に迷惑をかけてきて非常に申し訳ないという気持ちしかありません。

実際に選手なんか辞めて、トレーナーとかマネージャーになれということもたくさん言われました。

ですが、私は選手として最後までやりきりたいという信念があります。

小学校5年生からラグビーをはじめて、12年間もラグビーと共に過ごしてきました。ラグビーを始める前の自分は、何かをはじめても中途半端で終わり、途中で諦めて辞めてしまう人間でした。そんな中で、母親が勧めてくれたのがラグビーでした。

ラグビーがあったからここまで成長できた。
ラグビーがあったから人生を楽しめた。
ラグビーがあったから大切な同期や仲間たちと出会えた。

だからこそ自分は中途半端に終わらせたくなく、最後の最後まで、選手としてやりきりたいのです。
自分の人生の中で、唯一やり続けられたもの、どんな苦行を強いられても辞めなかったもの、諦めたくなかったものを最後の最後までやりきって、はじめて最後まで逃げずにやり切れたこととして、私の宝物にしたいです。

立命館大学ラグビー部に入れたことは、自分の人生の中で最高のターニングポイントだったと思います。
中途半端な人間で、甘い考えだった自分を正してくれた同期や仲間たちには感謝しかありません。人生最高の4年間になるだろうと思います。

最後になりますが、自分の人生はかなり山あり谷ありの人生だと感じます。そのような人生を生きていく中で、正解の道を選んで進むのではなく、自分の選んだ道を正解にしていく努力をしていくということを肝に銘じて、残り少ない期間を頑張りたいと思います。

ご拝読ありがとうございました。

石野慎之助

  • Youtube