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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

「ラストイヤーにかける想い」島正輝

2025/11/28

五十嵐から始まった四回生ラストイヤーも今日で最後です。
今週は全部に最後が付く週で、練習はもちろん、みんなと過ごす残り僅かな時間を楽しんでいます。私のラグビー人生はまだまだ続く予定なので、大学で一番必死になった四年目について書いてみたいと思います。

 

まず、今週末の試合が「関西制覇」の掛かった試合にすることができずごめんなさい。私の甘さが生んだ結果だと思います。本当にごめんなさい。

 

主将になり勝ちに拘るチームをつくりたいと思ったのは、去年の秋シーズン京産戦をスタンドで応援しているときでした。スタンドにいる選手やグランドに立つ選手、コーチ陣に本気で勝ちたいという気持ちが無かった、伝わってこなかったです。帰りのバスで、なんで立命に来てなんでラグビーをしているのか、最初はどんな想いだったのかを思いだしていました。     
大学で最初に立てた目標は「大学選手権優勝」でした。同期の出身校や肩書を見て目指せるかもと浅はかな考えだったけれど、ガチで書いた目標でした。いつの日かその目標を口にすることはなくなり、リーグ戦で負けることに慣れてしまった自分がいました。この同期とこのまま終わるのは絶対後悔すると思い、最初に立てた目標を達成するために、立命を勝ちに拘るチームにするために主将になると決めました。この時は高校でも主将経験があったのでまぁできるでしょうくらいの覚悟でした。
12月になり自分たちの代が始まり、何を話し合う?何を決めていく?と最初は右も左もわからない状態でした。最初に決めたのは役職でした。投票なども踏まえた結果、私がなることが決まりました。え、こんなあっさり決まるの?という雰囲気もある中、勝ちに拘るチームを作りたいと同期に宣言しました。それに加え、四回が変わらなければ何も変わらない。今年は特にお前らに厳しくするとも言いました。その後は目標、スローガン、規律、四回生として何をすべきなのかなどを話し合いました。12月中旬の新体制発表では、前に立ってみんなと顔を合わせたとき、これからこの人数をまとめ引っ張っていくことが急に怖くなり頭が真っ白になって手足がガクガク震えだすという人生で初めての経験をし、挨拶もまともにできていなかったのを覚えています。高校では今の半分以下の人数でやることももっと単純だったので大学での主将は別次元のものだと感じました。その日は挨拶すらできんの?情けないなぁと思いながら夜道を徘徊してました。最初の覚悟の甘さを痛感し、やらないかん、やるしかないと自分に言い聞かせ、この一年間は勝ちに拘るチームを作るためだけに動くと改めて覚悟を決めた日でもありました。

 

二月のキックオフミーティングに向けて毎日集まり、月間スケから練習の進め方、どうしたらみんなの意識が変わるのかについて考え、とことん話し合いました。私には課題が二つありました。一つは話すのが苦手ということです。頭の中で文章を構成しながら話すということができず、結局何を伝えたいの?になってしまいます。そんな私を助けてくれたのは颯汰でした。詐欺師のように言葉を巧みに扱う颯汰は私の伝えたいことをくみ取って文章にしてくれます。「そうそう、それが言いたかった」と毎回なってました。主将がそれじゃーいかんでしょということで私も特訓しました。伝えたいことをノートに文章で全部書いて、伝わりやすいように話し方を学び、颯汰相手にめっちゃ練習してました。今でも伝えたいことがあればノートに書き起こして伝わりやすいように台本を作ったりしています笑。私の喋りが上達したのか、みんなのくみ取る力が上がったのか分かりませんが、だんだんうなずいてくれる選手が増えてきてとてもうれしかったです。
もう一つの課題は考えるということができないことです。この21年間考えるということをしてこなかった私の脳は全く動きませんでした。情報が増えると整理に時間がかかり、すぐパンクを起こします。勉強と違い正解のない、対組織、対人について考えるため同じようなことことをグルグル回るけれど答えはでません。幹部のミーティングを長引かせる原因はたかしとレンジの脱線話か私の思考時間でした。

そんな私を助けてくれたのが、山浦先生です。困ったら山浦先生のところへ行き、話を聞いてもらってました。先生は組織作りのプロフェッショナルですが、チーム作りの答えを教えてくれるわけではありません。私の話を聞きながら考えやすい種を蒔いてくれます。それに沿って考えるとモヤモヤが解消していき、先生の研究室を出れる頃にはやることが明確になるんです。プロってすげぇって毎回なってました。山浦先生、今年一年間私たちと本気で向き合って下さりありがとうございました。今年で身についたスキルを今後も生かせるように取り組んでいきたいと思います。

春シーズン
今年はいろんな事情もありましたが、春から結果を出すということを一つの目標として取り組みました。しかし、三月頭にしょーもない怪我をしてしまいチームに迷惑をかけることになってしまいました。今の自分に何ができるのか必死になって考え動いた期間でもありました。特に今年から始めた月一で行うビルディングには力入れました。毎月の反省と、テーマを考えそれに沿ったワークなどを行いました。このワークがまた難しい。みんなにはどうあってほしいか、何について考えて欲しいかを一から考え、進行も時間配分からまとめにもっていくところまで本当に難しかったです。このワークをやってよかったと思うことは、みんなの気づきが増えたことです。チーム効力感の問題、同期がどんな思いでラグビーしているのか、自分がするべき課題などへの気づきに対してアクションを起こす部員が増えました。その一人ひとりのアクションがチームの勝ちにこだわる雰囲気、春の結果に繋がったと思います。


春シーズン終わってからは春の結果に満足している選手が多くいました。もちろんこちら側の練習のマネジメントも悪かったのですが、明らかに練習に身が入っていない、何をフォーカスしてやっているのかが分からない状態でした。藤に対してみんなの前で強く言い、集合でもみんなにこのままではいけない、満足すんなと伝えましたが響くことなくオフに入ってしました。(藤あのときはごめんよ。最後の最後に一緒にジャージ着て試合でれるの嬉しいよ。思う存分暴れてくれ!)
夏合宿はただ淡々と3試合をこなし、いい収穫はできず、百日咳の菌を持ち帰る羽目になりました。この百日咳が本当に辛かったです。開幕直前ということもあり、気持ち的にも焦りしかなかったです。

秋シーズン
開幕直前の練習はミスが多く締まりがなかったです。このときは開幕直前だから雰囲気が悪くならないようにと声掛けを意識してました。が!これが私の甘さでした。これに気づかせてくれたのは小山でした。小山から「お前急に怒らんくなったやん」という一言をいただき、これまでの連敗の原因は私がブレたことをしていたからと気づくことができました。ありがとう虎汰朗。

この気づきからもう一度自分がやるべきことを整理し、行動で見せていこうと思っていました。が、扁桃炎で一週間入院することになりました。チームが1番しんどいときにいなくなり、幹部には大きな負担をかけてしまいした。そんな私を気遣い見舞いにも来てくれた4人。たかしとレンジは持ってきてくれた差し入れを自分たちで食べて帰るという笑いまで取ってくれました。メンタル的にも参っていた私は本当に4人に助けられました。

目標を達成するために自分たちで考え行動をしてきたこの一年。シーズン通してブレることなく貫遂する難しさ、組織を作る大変さ本当に多くのことを学び得る事が出来ました。
後輩たちに何を残せたかはわかりませんが、今危機感を持ち行動しようとしている後輩たちを見て少しは変えることができたかなとも思っています。個人的には最後のシーズン思うようにプレーできない期間が多く悔しい思いしかありません。最後くらい楽しんでラグビーをしたいと思います。

 

立命館大学体育会ラグビー部を応援してくださる皆様。
今年は多くの方に支えられ、応援してもらえていることを実感できました。連敗が続いた時でも、がんばれよ!応援しているぞと声を掛けられるたびに期待に応えたいという気持ちが強くなりました。最終戦では応援してくれる人たちに感謝を伝えれるよう最後まで全力を尽くしたいと思います。

 

4回へ
こんな田舎っぺの短パン小僧についてきてくれてありがとう。立命に来てよかった思える一番の理由はみんなに出会えたからです。きついことばっか言ってきたのに、俺がしんどい時に助けてくれてありがとう。心の底から感謝してます。最後の80分を全員で楽しもう!勝つぞ!

後輩へ
頼りない主将でしたが、ついてきてくれてありがとう。結果としては何も残すことができずごめん。伝えたいことは一つ。疲労度打て!以上。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。長くなりましたが要約すれば主将をすることができて良かったということを伝えたかったです。
最終戦Rit’s Family全員で勝ちに行きましょう!

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