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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

「ラストイヤーにかける想い」松本陸来

2025/11/19

私がラグビーと出会ったのは、小学3年生の時に現在、法政大学で活躍している宮下晃毅君に誘われ、尼崎ラグビースクールに行ったことがきっかけでした。


小学校・中学校時代は、決して強いチームではありませんでした。特に中学では、勝った試合は片手で数えられるほどだったと思います。それでも縁あって高校では東海大大阪仰星に進学し、周りの選手たちが本当に素晴らしかったこともあって、高校3年生の時には花園で優勝することができました。あの瞬間が、私のラグビー人生のピークだったと思います。


大学入学時には、「日本一のプロップや」と周りから期待(8割バカにしてる)されながらも頑張っていましたが、継続することができず、1回やしという甘えから、下のチームにいる時間が長くなってしまいました。
大学2回の時、私をラグビーの道へ導いてくれた宮下君や、同期の大本君、御池君がU20日本代表で活躍している姿を見て、自分も必死になって頑張らないといけないと強く思うようになりました。そこから何度かジャージを着る機会をいただきましたが、チームに求められるプレーができず、苦しくなる時期もありました。それでも乗り越えることができたのは、同期の存在が本当に大きかったと思います。


4回生になり、最初のミーティングでスローガン「to win」を掲げ、勝つための行動をしようと決めました。しかし怪我が増え、モチベーションが下がり、勝つための行動、発言ができていない時期がありました。そんな中、4回生だけのミーティングで同期の熱い想いを聞き、残り1年を本気でラグビーに向き合おうと思えました。そして4年間ラグビーに打ち込むことができたのは、両親、祖母の支えがあったからだと思います。
今年掲げた目標である「関西制覇」は達成できませんでしたが、残り2試合、勝つための行動をし、感謝の心を忘れずにやり切りたいと思います。

松本陸来

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