2020/11/27
僕はひいおばあちゃんが大好きです。
「元気にやっとるか、怪我してないか」
名古屋に帰るといつもそんな言葉をかけてくれます。
「あんな喧嘩みたいなことして、身体が1番だで。無理したらダメだでな」
いつも僕のことを気にかけてくれる、ひいおばあちゃん。
僕が小さい頃から、学級委員になったり表彰された賞状や、通知表を見せに行くと嬉しそうに「よく頑張ったね」と言ってお駄賃をくれていたひいおばあちゃん。
大学に入るとき、家庭が少し大変だったけど「男の子は大学出ないとダメだ」と言って応援してくれたひいおばあちゃん。
名古屋に帰ったら必ず手を握ってパワーをもらっています。その時にいつも泣きそうになっているのは内緒です(笑)
感謝してもしきれないほどの愛情を注いでくれて、僕の中ではとてつもなく大きな存在です。
そんなひいおばあちゃんに恩返しできることってなんだろうって考えたとき、試合を直接観に来れなくてもテレビで流れる大学選手権の舞台に立って、自分がラグビーをしている姿を見てもらうことだと思っていました。
でも、悔しいけどそれはもう叶いません。
正直、怪我してなかったら、もっと努力してたら。たらればを数え出したら無限に出てきそうです。
Aチームで選手権の試合に出て恩返しすることはできなかったけど、ひいおばあちゃんにはまだまだ長生きしてもらって、他の形で恩返ししていきます。
今94歳なので、100歳になる頃には玄孫を見せれるかなとか思っています。僕のちょっとした夢です。
もちろん、両親や家族、仲間の支えがあってここまでラグビーを続けることができました。僕に関わってくれた人全員に感謝の気持ちでいっぱいです。
少しでも多くの人に恩返しができるように、必ず成功します。
10年間、ラグビーを続けることができて幸せでした。
西尾勇哉
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