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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

「父の夢」森優太

2020/12/02

私がここまでラグビーを続けて来れたのも、周りの人の協力がなければできていない。
仲間にもたくさん、迷惑をかけてきた。優しくしてくれたり、時には喝を入れてもらったり。けど、それも自分のためを思っていってくれている。仲間には本当に感謝している。
また、これまで育ててくれた家族にも感謝しています。食事のことや怪我した時、三重からすっ飛んで来てくれるお母さん。たくさん迷惑をかけてばかりだけど感謝しています。そして、父さんには感謝の言葉では軽いくらいたくさん支援してくれた。
私にラグビーを教えてくれたのも、小学2年生から6年生まで毎朝6時から一緒に走ってくれた。父さんは見た目からはあまり伝わらないが、超熱血でよく努力しろや、自分に甘えんなと小さい頃から言われてきた。厳しいなーと思う時もあったがその厳しさの裏には、自分に夢を持ってくれて、誰よりも応援してくれる優しさがあった。
「俺の夢はお前の夢」だと。自分がラグビーを続けれているのは自分のためでもある。
だが、父さんのためでもあると思えるようになった。ラグビーでメンバーに選ばれて喜ぶ父の姿を見るのが、私のモチベーションでもあった。
就職活動の際、ラグビーを続けないことを選択したが、それを父さんに報告する事、父さんが私に持ってくれた夢を壊してしまう事が1番辛かった。
15年間続けてきたラグビーの道を外れることは自分も辛いけど、自分の決めた道を父さんは否定せず背中を押してくれました。
これまで続けてきたラグビー人生。たくさんの仲間に囲まれて、支えてくれる家族や恋人がいて自分に夢を持ってくれた父に感謝しています。

 

森優太